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交響曲第6番 (シューベルト) : ウィキペディア日本語版 | 交響曲第6番 (シューベルト)[こうきょうきょくだい6ばん]
交響曲第6番ハ長調 D589は、フランツ・シューベルトが1817年に作曲した交響曲。「小ハ長調」とも呼ばれている。 ==概要== 1817年10月から作曲を始め、翌年の1818年2月にかけて完成されたこの第6番は、シューベルトの死後1ヵ月後の1828年12月14日にウィーン楽友協会主催の音楽祭で初演が行なわれた。元来シューベルト自身は交響曲第8番の演奏を希望していたが、あまりにも演奏至難だったために拒絶され、替わりに第6番の楽譜を提出し、演奏された。その時の指揮はオットー・ハトヴィヒが行なった。 交響曲第5番と比較するとはるかにシューベルトの個性が現れていると同時に、一面影響を受けたところもはるかに多様であることを示している。また第5番と異なり、ベートーヴェンの交響曲がいろいろな点で範とされており、そしてイタリア風な作法が含んでいるのは、その頃ロッシーニの作品に接触することが多かったといわれている。 第6番は、長大な第8番に対して「小ハ長調(或は「小さなハ長調」)」といわれるが、同じハ長調で書かれているだけあり、第8番を予感させるものを含んでいる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「交響曲第6番 (シューベルト)」の詳細全文を読む
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